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zoom RSS 「塩の道」読了

<<   作成日時 : 2005/04/14 00:03   >>

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 「塩は神に祭られた例がない」となかなか興味をそそらせる題名から始まりますが、恐ろしいほどあっさりとその議題を終えています。米や麦などと比較されていますが、単に生成するものと精製するものの差の様な気がします。
 まぁ、それは兎も角、日本では古来から塩分を得るのにかなりの苦労をしてきたらしいのですが、この本ではそこから発生する山間部に住む集団と海辺に居をかまえる集団の交流を追っていき、それがやがて日本で交通手段、行路の形成を見て、当時の日本人の交流によって自然と形成されていった「道」を明らかにしてくれます。別種の事象が繋がっていく様が爽快さえ感じられます。また、食物に関する事柄だけでなく、輸送手段としての牛や馬が大陸とは違い日本人にとっての用い方、或いは、製塩方法から鉄や木地師の活動を導いていきます。
 話が枝分かれし、拡がっていくのは読み物としても大変面白いです。

 ただ、・・・話を広げすぎです。際限なしですか・・・。

「塩の道」宮本常一(講談社学術文庫)

本書は、生活学の先駆者として生涯を貫いた著者晩年の貴重な話旋―――「塩の道」「日本人と食べ物」「暮らしの形と美」の三点を収録したもので、日本人の生きる姿を庶民の中に求めて村から村へと歩きつづけた著者の膨大な見聞と体験中心となっている。日本文化の基層にあるものは一色でなく、いくつかの系譜を異にするものの複合と重なりであるという独自の史観が随所に読みとれ、宮本民俗学の体系を知る格好の手引書といえよう。(背表紙より抜粋)


 
塩の道 (講談社学術文庫)

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