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zoom RSS 「騙し絵の檻」読了

<<   作成日時 : 2005/04/09 01:32   >>

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 「・・・あっ。」
 近頃は稀になりましたが、ある一節を読んで(勿論、解決編に突入してからですが)、頭の回転の鈍い読者の僕にでも、謎の破片が繋がっていく時があります。そんな時、電車の中だろうが、小春日和の陽光が射すモスバーガーのカウンター席だろうが、ふと声に出してしまうのが、こんな声です。
 この作品も、見事なまでにそんな感覚を味わせてくれました。
 比重の大小の逆転、たった一つの要求で転回する視点。昼休みに職場に戻らずに、彼女の他の作品を買って、帰ろうかなと思ったぐらいでした。

 それにしても、ビル・ホルト、仮釈放中の割にはえらく大胆過ぎやしませんか?

■「騙し絵の檻」ジル・マゴーン(創元推理文庫)
 「・・・・・・被告に終身刑を命じる。最低でも十五年間の懲役は・・・・・・」無実だとの叫びもむなしく。ビル・ホルトは冷酷な殺人犯として投獄された。十六年後、仮釈放された彼は、真犯人を探し始める。自分を罠に嵌めたのは誰だったのか?次々に浮かび上がる疑惑と仮説。そして、終幕で明らかにされる驚愕の真相。現代本格ミステリの旗手が、底知れぬ実力を世に知らしめた衝撃の出世作。(背表紙より抜粋)騙し絵の檻
騙し絵の檻 (創元推理文庫)

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「「騙し絵の檻」 オジサンも読みました。
「「騙し絵の檻」読了」について この作者が女性であったとは、最後の解説を見るまで考えもしませんでした。男性的タッチですよね。 冒頭から緊張感にあふれ、非常に無駄のない、それでいて複雑な伏線がいたるところに張り巡らされ、最終章でこのジグソウパズルが再分解され、嵌めこみが完成する。まさに本格ものの醍醐味を味わえることになる。 ...続きを見る
日記風雑読書きなぐり@WebryBlog
2005/04/09 18:28

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