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zoom RSS 「ささら さや」読了

<<   作成日時 : 2004/08/24 00:18   >>

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 ■「ささら さや」加納朋子(幻冬舎文庫)

 事故で夫を失ったサヤは赤ん坊のユウ坊と佐佐良の街へ移住する。そこでは不思議な事件が次々に起こる。けれど、その度に亡き夫が他人の姿を借りて助けに来るのだ。そんなサヤに、義姉がユウ坊を養子にしたいと圧力をかけてくる。そしてユウ坊が誘拐された!ゴーストの夫とサヤが永遠の別れを迎えるまでの愛しく切ない日々。連作ミステリ小説。(文庫本背表紙より抜粋)

 失礼な言い方なのだろうけれど、文庫本化したら直ぐに買おうと思っている作家さんの作品は幾つかありますが、加納朋子さんの作品もその中の一つです。2000円前後で単行本を買うのは迷うけれど、文庫本価格なら何も迷わない。装丁よりも中身重視と考えれば誉め言葉になるかもしれません。
 そんなこちらの事情は兎も角、読了感はと言いますと、読み終えたときはホッと一息ついてしまいました。決して鬼気迫る話ではないのです。中心人物であるサヤに対して、死んだ夫と同じ様な視点になり、心配に近い感情移入をしながら読み進んでいたのでしょう。これまでの連作ミステリ物よりは探偵小説という側面は弱いのですが、それとは引き換えに事件一つ一つがサヤに色々な事を気付かせる起因となっていて、丁寧に作られていると思います。
 
 「赤ん坊ときたらどうしてこう、どこもかしこも美味しそうなのだろう?」、読んでいて妙に気に入った下りです。その視点は、一つにサヤが得た強さであったのでしょう。

 ・・・そう言えば、夫の名前出てきませんでした。何となく最後には出て来そうな気がしたのですが。

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